「iPhoneの真の力を引き出す本」(三才ブックス)のサポート情報です。情報は随時追加されます。
【重要なお知らせ】
(1) 脱獄しているiPhoneのデータを盗み出すマルウェアが発見されました。
iPhoneを脱獄して使用する場合は、必ず本書P.97の手順で「root」と「mobile」のパスワードを変更してください。
(2) 本書で紹介した「blackra1n RC3」はiPhone OS 3.1.3に対応しておりません。
iPhone OS 3.1.3にアップデートしたiPhoneは、本書記載の方法では脱獄できませんので、ご注意ください。
→非常に簡単に脱獄できるツールがリリースされました。「Spiritを使った脱獄方法について」をご覧ください。
(3) 2010年2月現在、新品でiPhoneを購入した場合、iPhone OS 3.1.3が搭載されていることがほとんどだと思われます。
現在のところ、最初からiPhone OS 3.1.3を搭載したiPhoneを脱獄する方法はまだ見つかっていません。
→非常に簡単に脱獄できるツールがリリースされました。「Spirit
を使った脱獄方法について」をご覧ください。
(4) iPhone OS 3.1.3にアップデートしたiPhoneの脱獄方法を、近日中に掲載します。
ただし、かなり条件が厳しいため、すべてのiPhoneで可能だとはいえません。あらかじめご了承ください。
→非常に簡単に脱獄できるツールがリリースされました。「Spiritを使った脱獄方法について」をご覧ください。
(5) iPhone OS 3.1.3に対応したムック「iPhoneの実力を120%引きだす本
」が7月5日に発売されます。
iPhone 3GS/3Gをお持ちの方は、そちらをお求めください。なお、その本はiOS4には対応していませんが、
一般的なiOS4での脱獄方法が公開されれば、本サイトで脱獄方法などを公開します。
【FAQ】
Q1.脱獄したiPhoneを「i-FunBox」を接続すると、「未脱獄」と表示されます。
A1.「afc2add」をインストールしてください。
Cydiaで「afc2add」を検索して、インストールしてください。
Q2.脱獄したらWi-Fiがつながらなくなりました。
A2.「blackra1n」RC3版やCydiaで配布されている脱獄ツール「blacksn0w」のSIMアンロックプログラムと、Cydiaからインストールできる脱獄アプリのどれかの相性が悪いようです。
編集部の環境では一度も発生しませんでしたが、ネットではかなり報告が上がっているようです。残念ながら、現在のところ、確実な解決方法がありません。ネットワーク設定をリセットしたら直るという情報もありますが、逆に完全にOSが壊れてしまい、復元して再度脱獄作業を行わねばならなかったという報告もあります。
blackra1n作者のGeoHot氏などによれば、Cydiaで配布されているどれかのアプリとSIMアンロックツール「sn0w」の相性が悪いようです。blackra1nで脱獄してsn0wをインストールしただけでは、Wi-Fiが使えなくなることはなさそうです。
Q3.「ultrasn0w」で脱獄したら、キャリア名が表示されなくなりました。
A3.「ultrasn0w」0.92以降をインストールしてください。
「ultrasn0w」を使って脱獄したときにキャリア名が表示されなくなるのは、「ultrasn0w」のバグ(仕様?)です。バージョン0.92以降では直っているようですので、そちらをお使いください。また、Cydiaで「ultrasn0w」をアップデートすると、キャリア名が表示されるようになります。
Q4.iPhoneをねらうワームが出現したと聞きました。
A4.脱獄+「OpenSSH」をインストールしている環境では、パスワードを変更する必要があります。
iPhone OSには、システムの奥深くに隠れているアカウントが2つあります。「root」と「mobile」なのですが、この2つともパスワードは「alpine」になっています。しかも、これはすべてのiPhoneに共通です。通常のiPhoneでは、これらのアカウントを悪用されることはないのですが、脱獄したiPhoneは悪用される可能性があります。さらに、OpenSSHをインストールしてあると、外部からの接続を受け付けてしまいます。今回発見されたワームはこの仕様を悪用して感染を広げているようです。
対策としては、
- OpenSSHをアンインストールする
- OpenSSHを無効にする
- 脱獄しない
- パスワードを変更する
という方法があります。4.については、本書P.97で解説していますので、そちらを参照してください。
Q5.脱獄アプリがCydiaで見つかりません。
A5.リポジトリを追加してください。
Cydiaが配布している脱獄アプリ以外の脱獄アプリは、リポジトリを追加しなければ、アプリ名を検索することさえできません。また、Cydia以外の脱獄アプリは、Cydia以外のサーバからダウンロードするようですので、そのサーバが停止しているときは、ダウンロードできません。時間をおいてから、再度お試しください。
Q6.iPhoneが再起動を繰り返しています。助けてください!
A6.強制的に復元モードに入ってみます。
Wi-Fi問題を解決しようとした場合など、iPhoneがアップルロゴを表示中に再起動するのを繰り返すようになることがあります。その場合は、以下の手順で、復元モードに入って復元します。
- パソコンでiTunesを起動しておく
- iPhoneをパソコンに接続する
- スリープボタン+ホームボタンを長押しし、電源が切れたら、スリープボタンのみ離す
- iPhoneが復元モードに入る
- iTunesで復元する
Q7.Cydiaで有料の脱獄アプリを買いたい。
A7.Amazon.comの「Amazon Payment」か、Paypalを利用します。
本書P.25の「Orbit」など、Cydia Storeで販売している有料の脱獄アプリを購入するには、Amazon.comまたはPaypalで決済を行うのが一般的です。ここでは、Amazon.comでの決済方法を紹介しておきます。なお、Amazon.co.jpでは決済できません。ご注意ください。
1.Amazon.comにアカウントを作成し、クレジットカードを登録しておく。
2.Cydiaで購入したいソフトを検索し、右上の「Purchase」ボタンをタップする。
3.一度購入した脱獄アプリを再インストール時に無料でインストールできるように、FacebookまたはGoogleのアカウントと紐づける。ここでは、Googleと紐づける方法を紹介する。「Sign in with Google」をタップする。
4.Googleのログイン画面が表示されるので、メールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」ボタンをタップする。
5.Googleアカウントでの認証が行われる。「許可」ボタンをタップする。
6.「Link Device」画面が表示されたら、「Link Device to Your Account」をタップする。
7.「Payments」画面が表示されたら、「Pay $1.99 Now + Keep my information on file.」をタップする。Paypalで支払いたい人は、「Pay $1.99 + 25c Now」をタップする。ここでは、Paypalでの支払い方法は省略する。
8.「Security Limit」画面では、月額支払い金額の上限を設定しておく。「Limit」をタップする。
9.月額支払金額の上限を「$10.00」に設定し、「Done」をタップ。その後、前の画面に戻って「Pay $1.99 Now」をタップする。
10.Amazon.comのアカウントでサインインする。事前に登録しておいたメールアドレスとパスワードを入力して、「Sign in」をタップする。
11.Amazon Paymentの確認が表示される。支払先などを確認して、「Confirm」ボタンをタップする。
12.「Payment Status」画面が表示される。Amazon.comでの決済が完了するまで、「Transaction Status」は「Pending」となる。決済が完了すれば、「Success」となるので右上の「Close」をタップする。
13.決済が完了すると、画面中央に「Package Officially Purchased」と表示される。右上の「Install」ボタンをタップしてインストールしよう。ここからの手順はCydiaで配布されている無料の脱獄アプリと同じだ。
Q8.「snes4iphone」がうまく動作しない。
A8.Cydiaではなく、Rock経由でインストールしてください。
本書刊行後に、「snes4iphone」のライセンスが改訂され、有料アプリになりました。また、Cydia経由では、インストールがうまくいかないことがあるので、Rock経由でインストールしてください。その際、「Rock ID」を作成する必要があります。もしRockをインストールしていない場合は、Cydiaから「RockApp」を検索してインストールするか、本書P.6の手順で再度脱獄してください。
「Rock ID」は「First name」「Last name」を適宜入力した後、「ID」に自分のメールアドレス、「Password」に自分で決めたパスワード(英数字)を入力すれば、すぐに取得できます。
「Rock ID」を作成すると、「snes4iphone」がダウンロード・インストールできますが、無料で使えるのは8日間だけです。その後、引き続き利用したい場合は、ライセンスを購入する必要があります。
なお、無料で使えるクラック版が配布されているとの情報もありますが、著作権を侵害する危険性が高いので、利用方法への質問については一切お答えできません。
Q9.iPhoneを再起動したら、またリカバリーモードになる。
A9.2009年9月後半以降に購入したiPhoneは、再起動するたびにパソコンと接続する必要があります。
本書P.7にも記載しているとおり、2009年9月後半以降、国内市場に出回っているiPhoneは新しいブートROMを搭載している可能性があります。新ブートROMを搭載しているiPhoneを脱獄すると、iPhoneを再起動するたびにパソコンに接続して、「blackra1n」を実行する必要があります。現在のところ、これを避ける方法は見つかっていません。
新ブートROMを搭載したiPhoneを再起動したとき、正常に動作させるまでの手順は以下のとおりです。
1.脱獄済みのiPhoneを再起動すると、このような画面が表示され、リカバリーモードに入ります。
2.パソコン上で、「blackra1n」を起動します。
3.パソコンとiPhoneを接続します。すると、iTunesが起動してダイアログが表示されますが、無視します。
※途中でiTunesの指示に従って復元しないようにしてください。
4.「blackra1n」の「make it ra1n」ボタンをクリックします。すると、以下のような表示に変わります。
5.あとは、何もせずに待っていれば、パソコンから起動に必要なデータがiPhoneに転送されます。他のダイアログが表示された場合は、右上の「×」ボタンでダイアログを閉じておいてください。
6.iPhoneのロック画面が表示されたら、起動完了です。
Q10.リポジトリを追加したら「bad URL」というダイアログが何度も表示される。
A10.「plist Editor for Windows」などでプロファイルを修復します。
正常に脱獄用のファイルが配布されていないリポジトリを追加してしまった場合、時々「bad URL」というダイアログが表示されてしまいます。
「Okay」ボタンをタップすればよいのですが、かなり鬱陶しいです。このダイアログが表示されないようにするには、誤って追加されたリポジトリの情報を削除します。ただし、情報はいくつかのファイルに分散して保存されていますので、それらをすべて正しく編集する必要があります。また、手順の難易度はやや高く、誤った操作を行うと、Cydiaが正常に動作しなくなります。その場合は、復元するしかないかもしれません。必ず作業前にiPhone全体のバックアップをとっておいてください。
1.「i-FunBox」と「plist Editor」を準備しておきます。「plist Editor」は
作者のサイトからダウンロードし、インストールしておいてください。
2.「i-FunBox」で「Rawファイルシステム」→「private」→「var」→「lib」→「cydia」フォルダにある「metadata.plist」をパソコンにコピーします。
3.「plist Editor for Windows」を起動し、「File」メニュー→「Open」を選択します。
4.「Open」ダイアログで「metadata.plist」を選択して、「開く」ボタンをクリックします。
5.「bad URL」で表示されるリポジトリを検索して、<key>タグと<dict>タグを選択し、Deleteキーなどで削除します。
6.削除できたら、「Save」ボタンをクリックして保存し、「plist Editor」を終了します。
7.「i-FunBox」で同じ場所に「metadata.plist」をコピーします。「容量」の表示がわずかに減るはずですが、上書きのアラートなどは表示されません。注意してください。
8.「i-FunBox」で「Rawファイルシステム」→「private」→「etc」→「apt」→「sources.list.d」フォルダにある「cydia.list」をパソコンにコピーします。
9.「TeraPad」などのテキストエディタで「cydia.list」を開き、「bad URL」と表示されるリポジトリのURLを削除して保存します。以下の画像では、追加すると「bad URL」として表示される「http://d.mobilecinema.com/」を、その行ごと削除しようとしています。
10.「i-FunBox」で同じ場所に「cydia.list」をコピーします。ここでも「容量」の表示がわずかに減るはずですが、上書きのアラートなどは表示されません。注意してください。
11.「i-FunBox」で「Rawファイルシステム」→「private」→「var」→「lib」→「apt」フォルダを開き、「bad URL」と表示されるURLを含むファイルがあれば、削除します。同様にして、「Rawファイルシステム」→「private」→「var」→「lib」→「apt」→「partial」フォルダも処理してください。なお、ここで
関係のないファイルを削除してはいけません。関係のないファイルを削除すると、Cydiaが正常に動作しなくなります。
Q11.「blackra1n.exe」を実行したら「ASL.dllが見つからない」というエラーが表示される。
A11.「blackra1n.exe」にパッチを当てます。
iTunesのバージョン9.1から内部の仕様が変わったらしく、現在配布されている「blackra1n.exe」を実行すると、「ASL.dllが見つからないため、このアプリケーションを開始できませんでした。アプリケーションをインストールし直すとこの問題は解決されることがあります。」といったエラーが表示されます。
そのまま、「blackra1n.exe」を実行しても途中で異常終了してしまいます。
これに対処するには、別の作者が配布している「blackbreeze」を利用して、「blackra1n.exe」にパッチを当てる必要があります。
1.「iH8sn0w.com」にアクセスして、「blackra1n - iTunes 9.1 Fix」をクリックします。
2.ダウンロードサイトに移動するので、「Click here to start download...」をクリックします。
3.「blackbreeze.exe」がダウンロードできたら、ダブルクリックして起動します。
4.「Fix my ra1n!」ボタンをクリックします。
5.「blackra1n.exe」を選択して、「開く」ボタンをクリックします。
6.パッチを当てたファイル「blackra1n-fixed.exe」の保存場所を指定して、「保存」ボタンをクリックします。
7.次のダイアログが表示されたら、「OK」ボタンをクリックします。
8.もし次の「プログラム互換アシスタント」ダイアログが表示されたら、「このプログラムは正しくインストールされました」をクリックして閉じます。
9.新しくできた「blackra1n-fixed.exe」をダブルクリックします。
10.今度はエラーなしで起動するはずです。
Q12.「WinterBoard」のアイコンが表示されなくなった!
A12.設定画面から、直接WinterBoardの設定を変更します。
WinterBoardのアイコンを非表示にすることができます。元に戻すには、iPhoneの設定画面から設定を変更します。
1.WinterBoardのアイコンをこのように非表示にすることができます。元に戻すには、まずiPhoneの設定画面を呼び出します。
2.設定画面の下の方に、「WinterBoard」が表示されているので、タップします。
3.WinterBoardの設定画面が表示されるので、「Hide WinterBoard」をオフにします。そして、「Respring」をタップします。
4.「WinterBoard」のアイコンが再表示されました。
【正誤表】
「iPhoneの真の力を引き出す本」について、以下のような誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
P.20
手順3で「i-FunBox」について解説した参照ページが間違っています。
(誤)「i-FunBox(P63参照)」
(正)「i-FunBox(
P114参照)」